ガラスで未来を創造する。

中島硝子工業株式会社

強化ガラス

強化ガラスは普通のガラスと比較して強度を高めたガラスです。見た目は普通のガラスと変わりませんが表面に存在する強い圧縮応力がキズやヒビの発生・広がりを抑えることで強度が向上しています。また内部には引張り応力が存在しており、表面の圧縮応力とバランスが保たれることで、強化加工前と同じ板形状になっています。

ポイント

  • 普通のガラスと比較して2~5倍の耐風圧強度
  • 温度変化による熱割れや耐衝撃強度もアップ
  • 万一破損しても破片が細かい粒状に砕けるので2次災害を軽減

製造方法

  • ガラスを加熱炉で焼いて冷却炉で冷やす。強化応力はガラス温度が歪点(約550度)付近まで冷却された際の内部と表面の温度差によって決定され、冷却が進み内部と表面の温度差がなくなるにつれて応力が生じガラスの強度が増す。

強化工程(加熱-急冷) 

強化ガラス

JISR3206に規定されている強化ガラスの代表的商品です。厚み4~19mmの各種ガラスが加工可能です。

当社該当製品

倍強度ガラス

JISR3222に規定されている倍強度ガラスです。フロートガラスの2倍の強度があり、強度は強化ガラスに劣りますが割れた破片が粒状にならず破片の落下防止対策を行いやすいガラスです。

当社該当製品

薄板強化ガラス

JISの規定範囲を越える薄いガラスを強化加工したガラスです。強化ガラスに相当する加工を行ったハードと倍強度ガラスに相当する加工を行ったソフトをラインナップ。

当社該当製品